我が家の小さなこだわり!その3〜カーテンボックス〜
我が家の小さなこだわりの続き。
多くの人は、窓にはカーテンやブラインド、ロールスクリーンを設置するかと思います。カーテンやブラインド等はこだわって、費用を掛ければ、高級感があり見映えする物を設置することもできます。素材感や色合いにこだわったカーテンを設置した窓は、とても美しく素晴らしい雰囲気を作り出してくれることでしょう。
しかし、限られた予算内でカーテンに費用を割くのは、とても難しいのではないでしょうか?筆者も同様で、カーテンよりも、土地や延床面積、間取り、住宅性能に関わる断熱性、その他オプションに費用を掛けたかったので、カーテンに割ける費用はあまり多くなかったです。
だからといって、窓の見映えを諦める必要はありません。今日はカーテンに費用はあまり掛けられないけれど、カーテンの見映えをアップさせる方法として、カーテンボックスをご紹介します。
◆カーテンボックスとは?
カーテンボックスを聞き慣れない人も多いかと思います。一般的な物は下の画像のようなものです。
写真のように、カーテンレール部分が見えず、少しスッキリと見せてくれます。しかし、画像のような後付けのタイプだと、結局ボックス自体が目立ってしまい、少し野暮ったいですね(壁の色と同じ白にするともう少しスッキリしそうですが)。
でも私が皆さんに紹介したいのは、下記のような物です。
どうでしょうか?レールやボックスそのものがみえず、天井からカーテンが垂れているような感じです。天井から床までカーテンしか見えず、空間全体が広く見えませんか?
天井埋め込み式カーテンボックスといえば、ハウスメーカーの方には伝わるかと思います。構造としては下記のように、天井部分をくり抜いて、レール等のカーテンの接続面を隠しています。
私自身もメインの掃き出し窓については、天井埋め込み式カーテンボックスを採用して、空間を広く見せる工夫をしました。この構造を採用すること自体、注文住宅でしか中々出来ないことだと思います。また、私がハウスメーカーにこの構造を採用する中では、そこまで費用アップになるとは言われていませんでした。
たとえ少し費用が高くなるとしても、カーテンに費用を掛けることとは違い、一度埋め込み式にしておけばずっとその効果を得ることが出来ますから、予算を確認の上、検討してみてください。
私個人としては、この構造にすることで、高級なカーテンにすること以上の大きな効果=空間を広く見せる効果を得られると思っています。また、構造的なものは、後で付け足したくても工事代が高額になりますし、そもそも設計時の耐震性を維持できなかったりするかもしれません。初めから検討しておくに越したことはありません。
高級なカーテンは余裕のある時に買い換えれば良いだけですしね!
是非、限られた予算内で内装を格好良く見せたい方は、天井埋め込み式カーテンボックスを検討してみて下さい!
ちなみに、下記、我が家での天井埋め込み式のカーテンボックス例です。
我が家では、ハイサッシが難しく、構造上の垂れ壁(部屋と部屋と繋ぎ目で天井が低くなる)が必要だったので、いっそのこと折り下げ天井でキッチンを囲ってしまいました。
こうすることで、ハイサッシではなくても天井近くまで掃き出し窓があるように見えますし、この中に埋め込み式のカーテンボックス、更には折り下げ天井を活かした間接照明も仕込むことが出来ました👌✨
皆さんの参考になれば幸いです💡