cathouse’s blog

同性カップルで夢の注文住宅。生活雑記ブログ。

私たちの戸建て仕様概要〜オプション⑤外壁タイルと瓦屋根〜

オプションの続き。

今回で、概要・オプションシリーズは最後です!

 

◆オプション⑤〜外壁タイルの採用〜

 今回は、筆者にとっては、オプションでは無かったのですが、外壁タイルを採用したことについて。

 これまでの記事にも書いてきましたが、筆者は、光熱費やメンテナンス等、将来発生し得る費用を出来るだけ抑えられるような住宅を目指し、注文住宅の仕様を検討してきました。光熱費については、前回記事の通り、太陽光パネルを設置することで値上がりのリスクの高い電気代を自家発電することに決めました。

 さて、戸建て住宅にせよマンションにせよ、建てたら一生メンテナンスが不要な訳はありません。マンションでは、毎月、修繕積立金が徴収され、修繕が為されます。同じように戸建て住宅でも、屋根材や外壁、シロアリ対策等に対し、数年〜十数年毎にメンテナンスが必要であり、その度に費用が発生します。これらの金額は馬鹿に出来ず、ザックリですが、一般的な戸建ての広さなら、屋根の貼り替えは50〜100万円、外壁は100〜200万円は必要になります。

 ただし、費用やメンテナンスの頻度は、屋根・外壁の材質によって大きく異なります。下記、ザックリですが良くある屋根材、外壁材です。

 

 □屋根材

  ・瓦

  ・スレート

  ・ガルバリウム

 →他にも、セメント瓦やステンレス等もありますが、良くみるのは上記またはその派生では無いでしょうか?例えば、住友林業の標準仕様は、スレート瓦に当たります。

  この中で最も耐久性が高いのは、『瓦』です。物によっては、耐用年数が50年以上あり(確かに昔の瓦の家って、瓦は変わらず綺麗ですよね)、下地材の補修以外、施主の住んでいる期間にはメンテナンスフリーの可能性すら有ります。

  他の材質は、早ければ10年、遅くとも20年以内で塗装が必要だったりして、メンテナンス費用が嵩むことがあります。

 

 □外壁材

  ・窯業系サイディング

  ・金属系サイディング

  ・モルタル

  ・タイル

  ・ALC

 →窯業系サイディングは、10年前後を目安にコーキング材の劣化対策が必要となるようです。金属系サイディングは、それよりも少し長持ちでしょう。モルタルは施工次第のようですが、一般的にはひび割れのリスクがありますので、こちらも10年〜20年で補修が必要でしょう。

  さて、本題のタイルについてですが、こちらも多少施工による差は生じますが、一般的には20-30年程度はメンテナンス不要のことが多くなります。汚れなどにも強いと言われています。

  さらにメンテナンス不要期間が長いのは、ヘーベルハウスが得意とするALCですね。別名ヘーベル版。耐用年数60年とも言われる最高のメンテナンスフリー外壁かもしれません。

 

 

 色んな屋根材・外壁材がありますし、各ハウスメーカー毎に得意不得意があり、標準仕様なのかオプションで追加費用が発生するのか等も色々です。

 冒頭に振り返りまして…筆者らは、色々ある屋根材・外壁材によって、将来思わぬメンテナンス費用が発生するリスクを少しでも下げようと、これらの材質についても初めから念頭に入れて検討するようにしていました。

 結果、屋根材=瓦、外壁材=タイルを選定しました。どちらも初期投資は、高くなりがちな素材です。しかしながら、どちらも標準仕様で施工できるハウスメーカーを選ぶことで、当初の予算内で家を建てることが出来ました。

 もちろん、全くメンテナンスフリーという訳にはいかないかもしれませんが、ハウスメーカーの標準だから、建築時(購入時)の費用が安いからと適当に選んでしまうと、将来に思わぬ出費が発生しますので、ぜひ皆様も戸建て住宅の購入を検討する初めから、念頭に入れておいて下さいね!